Flavor:Apricot, Oriental Meron, Milk Chocolate
アプリコットやメロンを連想させる果実味があり、余韻にかけてはミルクチョコレートのような甘さが長く続くコーヒーです。中煎り中深煎りの定番として人気の高いコーヒーです。
Producer : Birhanu Dido Awacho / Temerachi Coffee
Farm : Halo Hartume Natural Site
Origin : Halo Hartume, Gedeb, Gedeo, Ethiopia
Variety : 74112
Processing : Natural
Altitude : 2,000–2,150m
Harvest : 2025–26
Information
ビルハヌ・ディド氏が手がけるコーヒーは、エチオピア南部、ゲディオゾーンのゲデブ地区に位置するハロ・ハルトゥメ村で生産されています。イルガチェフェに隣接するこの地域は、標高2,000〜2,150mの高地に広がり、豊かな森林と川に囲まれた自然環境が特徴です。周辺ではバナナやアボカド、マンゴーなどの果樹がコーヒーとともに育ち、自然のシェードツリーとして栽培環境を支えています。
ビルハヌ氏は、2021年のEthiopia Cup of Excellenceで19位(88.06点)に入賞した生産者です。自身が所有するナチュラル精製のサイトでコーヒーづくりを続け、受賞後も完熟チェリーの選別や乾燥工程の管理など、品質向上に取り組んできました。また、2021年からはTemerachi Coffee Exportと協力し、農園管理や収穫、精製技術に関する支援を受けながら、より安定した品質を目指しています。
今回のロットには、標高2,000〜2,150mで栽培された74112品種を使用しています。収穫されたチェリーは完熟したものだけを丁寧に選び、アフリカンベッドで約20日間かけてゆっくりと乾燥させます。水分値が約11.5%に達したところで回収・梱包し、倉庫で適切な休息期間を設けてから輸出準備に入ります。こうした乾燥と保管の管理によって品質を安定させながら、ナチュラルプロセス特有の豊かな甘さと複雑な香りを引き出しています。
また、このコーヒーは現地支援活動「Matane Project」の一環として届けられています。このプロジェクトでは、生産者と日本のロースターが長期的な関係を築くことを目指し、ハロ村の子どもたちが自由に本に触れ、学べる図書館の建設も進めています。単に良質なコーヒーを生産するだけでなく、その土地で暮らす人々の未来にも目を向ける取り組みです。
高地の豊かな自然環境と、細やかな精製技術によって生まれる一杯。その背景には、品質を追求し続けるビルハヌ氏の姿勢と、コーヒーを通じて地域と長く関わり続けようとする人々の思いがあります。